迷う時間を楽しむこと
私の短所は優柔不断なところです。
友人に食事に誘われて入ったレストランでは、美味しそうなメニューがたくさんあって、目移りしてしまいます。
友人は選んでいるのに、私は選ぶまでに時間がかかってしまい、毎回、友人を待たせてしまいます。
一択ならば、迷うことはないのですが、二択や三択となると、どれも申し分ないために、選びきれなくなります。
優柔不断なことで、選んだお料理がイマイチ美味しくなかったときには、「やっぱり、迷ったもうひとつの方がアタリだったのかもしれない」と後悔してしまいます。
しかし、私は優柔不断を決してデメリットとは考えてはいません。
迷っても、人に決断を委ねることはありません。
自分のことなので、決断に時間がかかったとしても、必ず、自分で決めるようにしています。
以前、友人にメニュー選びを委ねたときに、好みではないものを選ばれてしまいました。
そのことを口にしてしまい、選べない自分が悪いと友人から指摘されて気付かされました。
人のせいにすることが浅はかでした。
優柔不断であっても、決定権まで人に任せることは、気持ちのない人形みたいなものです。
気持ちがあるから迷うのであって、私はその迷う時間を楽しむようにもしています。