ものごとを悲観的に考えてしまいがちです
私はものごとを悲観的に考えてしまう癖があります。
例えば、自分が意見を言った後で、同席した人たちの反応が思わしくない時に、相手がそのことについて熟考しているためかもしれないのに、「何か気に障ることを言ったのかな」とか「自分の意見に反対なのだろうか」「つまらない意見だと思われているのだろうか」などとつい考えてしまいます。
また、自分の健康状態についてもどこかに痛いところがあれば、何か悪い病気に起因しているかもしれないと考えてしまいます。
また、友達からのメールの返信がなかなかない時に、つい不安になってしまうことがあります。これは自分だけの経験ではないかもしれませんが、「自分のことが嫌いなのだろうか」とか「何か気に入らないことがあるのかな」などとあらゆる悪い選択肢を考えてしまう傾向があります。
あるときに、このように悪い方向に考えることは、決していけないことではなくて、人間が自分を守るために進化の過程で身につけた思考方式であるという説明をしている書物に出会いました。確かに、楽観的過ぎれば、身に危険が迫っているのに気が付かずに大きなピンチを招いてしまうことがあるかもしれません。この考えに触れて「なるほど」と少し気が楽になったのですが、やはり楽観的に考えられる人がうらやましいです。
結論として、適度に悲観的であることは自分を守るために悪いことではないので、今後も大切にしていきたいと思っています。