有難迷惑にならないように気を付けています
先程申しました通り、私は常に期待以上の成果を出すことにこだわり、決して負けないという気持ちで物事に取り組んできましたが、
この気質により、痛い目を見ることもありました。
特に、勢いばかりで自分自身の制御も効いていない10代の頃などには、立場以上の役割を果たそうとして、上の立場の方から待ったをかけられることもありました。
アルバイト先では、自分の役割を果たすこと以上に、どうすればお店がより繁盛するのか、お客さんが来てくれるのかなどを全力で考え、
様々なアクションを起こしましたが、熱意ばかりで、予算のことや法による制約などの観点が抜け落ちており、少し冷静になるようにとお叱りを受けたのです。
この時私は、たとえ自分自身が良かれと思って全力で何かに取り組んでも、自分にはまだ見えていない次元の問題が存在することを理解し、
俯瞰的に物事の全体像を見ることが出来なければ、それは単なる有難迷惑になってしまうのだという教訓を得ることに繋がりました。
私もまだまだ若く、未熟であることもあって、この問題に対しては今まさに向き合い、克服せんとして研鑽を積んでいる途上にあります。
もっともっと多くの経験を積み、物事を広く多角的に捉えたうえで、元来の負けず嫌いの気質を発揮していけるよう、挑戦を続けて参ります。