自分の意見を上手く伝えられない
聞き上手というのはあまり積極的になれないことの裏返しでもあります。
相談に乗ることは得意でも討論などはとても苦手です。
相談に乗っているときは話を聞いているなかでこのように言ってあげようと考えられても、討論のように意見をぶつけ合うのはなんと声を掛けようか悩んでしまいます。
討論以外にも大人数での会話も苦手です。
たとえ親戚の集まりなど比較的気を遣わずに済む場でも何を話していいのかわかりません。
そういう時は愛想笑いをしてなんとかその場を凌いでいます。
聞き上手と言われるのも立派な事だと思いますが、やはり会話のキャッチボールは出来るようになりたいと思っております。
私なりにこの短所を少しでも改善するために、自分が人に相談するようにしています。
相談内容もずばり消極的になってしまうことです。
普段から話を聞いてる友人から笑われたこともありますが、相談には乗ってくれます。
その友人曰くお店の店員に話しかけることから始めるといいとのことでした。
いきなり世間話はハードルが高いこともあるが、お店のことや商品についてのちょっとした質問くらいなら相手も不審に思うことはまずないですし、質問や疑問は自分の頭の中で感じたことなので、必然的に自分の意見を表に出す訓練にもなるようです。
実を言うとお店で疑問に思ってもなかなか店員に聞くことが出来ないことが多々ありました。
迷惑ではないだろうか、といった余計な気遣いをしてしまうこともありましたが、今にして思えば日頃からそのような気持ちでいるからますます消極的になってしまうのではないかと感じました。
今までの私は聞き上手でいれば相手のうけも良いだろうと、聞くだけでいいやと面倒くさがってしまっていました。
しかし友人のおかげで、自分の意見を言わなければただの良い人止まりで、人とコミニュケーションをとるうえでは自分から発信してこと人間関係を構築するということになるのだと気づくことが出来ました。