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わたしが頑固なんだと気づいた瞬間
わたしが頑固なんだと気づいた瞬間

短所 「頑固」の例文:わたしが頑固なんだと気づいた瞬間

わたしが頑固なんだと気づいた瞬間

わたしはある建設会社の総務部として働いていた時の話です。
自分では「頑固」だと自覚していなかったのですが、気づかされた瞬間をお話しします。

友達から紹介されて就職した会社の社長は、わたしの両親と同じくらいの年齢にもかかわらず、とってもお洒落で運動神経抜群のイケてるおじさんでした。
見た目からして、「ああ、少し変わっている、他とは違う社長さんだな」と思います。
その社長にはわたしと同い年の娘さんがいらっしゃるということで、入社初日に「関わり方がわからない」と言われました。
その言葉はわたしの中でこの会社を辞めるまでずーっと心に残っていました。今思うとこの時点でもう頑固だったんだと思います。

総務部として約1年働いていたある日のこと、大規模な人事異動がありました。
それぞれ部長や社長と個人面談をしていき、各部署への異動が決まっていましたが、
なぜかわたしだけ面談をしても異動部署が決まらず、社長からは「君はとても明るく人当たりがいいから何かお金になるんだよ」とずっと言われていました。

総務部として社長からの無理難題の仕事や、急な仕事、先輩2人が飛んでバタバタだったりと色々ありましたがそれなりに頑張ってきました。

部署を決めるにあたり、最後の面談で社長から「総務部として機能していない」とサラッと言われました。
この言葉は一生忘れません。こんなに頑張ってきたのにと涙が溢れてきました。
その言葉を言われてからわたしは会社を辞めることを決意しました。社長は色々な手を使って阻止しようとしてきましたが、退職することは辞めませんでした。
この時にわたしは「自分は頑固」なんだと自覚しました。

自分が頑固だと自覚してからは、人に言われた一言をあまり気に留めないように努力するようになりました。

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