勇気が出ず機会を逃したこと
私は物事を始める前に難しく考える癖があります。成功したイメージももちろんですが、失敗したイメージをすることのほうが多く、なかなかスタートがきれないと言うことがあります。
中学生の時に、私は生徒会に憧れていました。学校生活を充実させるためにという仕事内容はもちろんのこと、既存生徒会メンバーのチーム力の高さにも、仲間に入りたいという思いを抱えていました。
生徒会の新メンバーを募集する時期になり、直前までは立候補するつもりでいたのですが、いざその時になると、「仲良くなれなかったらどうしよう」「選挙演説なんてできるだろうか」「私が入って生徒会にとってプラスになるのだろうか」と考えてしまいました。
相談をした先生方からは「やってみて困ったらみんなで解決していけるよ」「演説は気持ちを伝えるだけ、難しく考えなくていいよ」と声をかけていただいたのですが、結果として最後まで踏み出すことができず、立候補はしないままでした。
その後の学生生活もとても楽しかったのですが、心の隅で挑戦してみればよかったという思いは常にあり、少し後悔を残した中学時代でした。
これから社会人になり、スタートを切ることばかりです。踏み出す勇気がないというお話をしましたが、私には踏み出せず後悔した過去があります。
そしてそれを振り返り、もう同じ気持ちは味わいたくないという気持ちもあります。それは強みになると確信しております。
自分自身にプレッシャーをかけすぎず、失敗を恐れない、チャレンジ力の高い自分になっていけるよう、反省をバネに今後の人生を努めたいと思っております。