誰にでも良い顔をしてしまう
私の短所は、いわゆる八方美人で、誰にでも良い顔をしてしまうことがあるというところです。
私は大学時代に塾講師のアルバイトをしており、生徒、保護者、会社と3方面と接する機会がありました。生徒にはなるべく好まれるように同じ目線に立つよう心がけ、保護者には生徒に厳しく接して勉強をさせていることをアピールし、会社には勉強の成果がみられることを報告していました。
実際は、その全てが達成されることなく、それぞれ矛盾してしまう場合もあるのですが、ネガティブな経過を伝えたくないという意識が働いて、良い顔をしてしまう場合があり、私の短所だと思っています。
しかしながら、この短所は場合によっては長所にもなると考えております。
八方美人であるということは、どんな人にも差をつけることなく、分け隔てなく接することができるということです。
私は大学時代に国際交流活動を経験し、様々な国籍の方々と接する機会がありました。そこでは私の誰にでも分け隔てなく接する面が良い方向に働き、国や言葉や文化は違えど、相手に寄り添った目線で、交流することができたのです。
私は、誰にでも良い顔をしてしまうという短所を、それぞれが矛盾せずに成立するよう努力し、誰にでも分け隔てなく接することができるという長所に転じていきたいと考えています。