面倒見の良さで、祖母が喜んでくれました
私には年が7歳離れた妹がいて、小学校低学年の頃から妹のオムツを変えたり、妹や妹の友達の面倒をよく見ていました。自然と小さな子供の世話がうまくなり、近所の人にもほめられるほど、いつも妹や近所の小さな子の世話を焼いていました。それでも、世話を焼くことはただ好きでやっていたことなので、自分の長所とは思っていませんでした。
私が大学生の頃、祖母が病気で入院して、母、叔母、私の3人で交代で入院中の祖母の元に通う時期がありました。祖母は、私の世話好きなところを知ってくれていたので、母や叔母に頼まないことまで私に頼んでくれました。例えば、下着の交換をしたり、体の痛むところをマッサージするのは私の役目となりました。きっと、子供の頃から日頃から妹の世話をしていたことを見ていた祖母にとって、私には頼みごとがしやすかったのだと思います。
闘病中で大変な状況の祖母が、気安く私に頼みごとをしてくれることは、私にとっても嬉しいことでした。また、母や叔母も感謝してくれました。
祖母の入院まで、私は自分の面倒見が良いという特徴をそんなに良いことだとは思っていませんでした。でも、祖母の入院のときに、祖母、母、叔母に喜んでもらえた経験から、自分の長所だと胸を張って言えるようになりました。
今後も、持って生まれた面倒見の良さで、困った人や悲しんでいる人の力になりたいです。人に喜んでもらえることが、私の喜びです。