どこで一息付けばいいか悩んでしまう
努力家の反面、真面目になりすぎて息抜きをすることを忘れてしまいます。
睡眠時間を削って何かに取り組んだり、食事中でもやるべきことが頭から離れない時があります。
やる事が無くなる時以外になかなか気の休まることはありません。
時には考え事をしていて他のことに手がつかなくなることがあります。
講義の課題やレポートのことが気になってアルバイトに集中出来ずに失敗をしてしまったこともありました。
私にとっては深刻な悩みでしたが、アルバイト先の同い年の人が私にこう言ったのです。
「思い切って忘れちゃえよ」
そんなこと出来るわけないだろ、と思いました。
その人は失礼な言い方だが一見不真面目そうに見えるので余計にその意見を受け入れづらかった。
しかし、バイト先に限るが人間関係も良好で遅刻や欠陥もなく失敗もあまりしない。
その人を見習い少しは忘れる努力を始めました。
私は趣味に打ち込むことにしました。
水泳が好きなので近所のプールで気の済むまで泳ぎました。
泳いでいるうちはやるべきことなんて忘れて、家に着くと心地よい疲労感と同時に頭がすっきりしていたことに気がつきました。
その時初めてバイト先の人が言っていた「忘れる」の意味がわかりました。
やるべきことを放り出すのではなく、気持ちを切り替えることが大切だということを覚えました。
今後社会に出て働く時は、努力家な一面を押し出しすぎずに適度に息抜きを出来る余裕のある人になりたいと思いました。