受け止めるのはプラス面とマイナス面セットで
私は誰にでもいい顔をするので信用できない、という印象を与えてしまうことがあります。
文化祭の役員を務めていたとき、広告物を担当する学生にとても優秀な方がいましたが、他の学生とのコミュニケーションが上手くいっておらず、ミーティングで空気が悪くなることが度々ありました。
私は彼の責任感があるところを評価していましたが、仲介役として立ち回るうち、どちらの味方でもないという不信感を周囲から持たれていることに気づきました。
当時は他の学生からの不満の原因となっている行動を彼に伝え、失敗作や作業中の過程であってもシェアしてもらうよう頼み、結果的に他の学生からも理解が得られたので無事に終わることができました。
好感を持たれるよう愛想よく振る舞うだけでは不十分で、ネガティブな部分についても注意深く見極めて指摘することで問題が解決されることがあると学びました。
また、苦手意識を持ちにくい私のような人間であるからこそ、相手との関係を気づいた上で、あえて厳しいところに踏み込みやすいのではないかとも考えるようになりました。
緊張感のあるビジネスシーンにおいては、私のこういった経験が、成果を出すために役立てられるのではないかと思います。