仲間と部活を立ち上げる行動力
私の長所は「行動力があること」です。
大学時代に、歴史学研究会があるのに城郭(お城)に特化した部活がないことに違和感を感じ、同じ学科の仲間3人と城郭研究会を立ち上げました。
0からだったので、経理の仕事、広報などをみんなで分担して運営をしていきました。広報もうまくいき、翌年には10人、私が3回生のときには20人と順調に部員も増やすことが出来ました。
ただたんに広報をするのではなく、「城郭らしさ」、「斬新さ」を伝えていけたのが部員獲得につながったと考えています。例えば、城郭研究会のテキストを一からつくったり、単純に既存の城郭をみて満足するのではなくて、当時の情勢や、技術をふまえたうえで「いかに攻めにくい城郭をつくるか」をみんなで議論して、時には笑いながら語り合ったことが印象的です。
歴史学という枠組みで語られる城郭を、いかにフラットに、城郭に興味がない方にも飛び込んでもらえるよう敷居を下げ語れる場所を工夫して作りました。
その思いは私が部長を引退した今も後輩に引き継がれていると感じ、後継者育成もある程度成功したなと嬉しく感じています。
このように私は既存の部活をつくるのでなく、みんなで話し合いながら新しい形の、ある意味大学生らしい部活を作り上げました。