大変な作業を我慢することが長所です
中学、高校時代に器械体操をしていました。
高校時代は特待生として入学し、練習を毎日14時から20時までしていました。
器械体操は見た目は華やかなスポーツなのですが、練習は非常に苦痛が多いスポーツです。
まずは、柔軟力です。
お相撲さんのようにまたわりはもちろんできなければならないですが、
そのほかにもあらゆる部位の可動域を広げる必要があります。
これがとても痛いのです。
つぎに筋力トレーニングです。
ほかのスポーツでももちろん行いますが、体操は身体を操るための筋力が必要となりますので、
全身の筋力を均一にトレーニングする必要があります。
最後に技のトレーニングです。
一見2〜3回ぐらいやればもう忘れたりせずにできると思われがちですが、
一つの技を完成させるために同じ技を100回以上は練習をしました。
この競技を6年間やり続けたことはつらい練習にも己の弱い気持ちにも打ち勝つための我慢強さを習得することができました。