慎重すぎることは、ときに行動力を鈍らせます。
私は、いろいろな面で安全を確認する癖がついてしまったためか、慎重に行動するようになっていきました。
しかし、それが災いして、いざというときに足がすくみ、思い切った行動ができなくなるという欠点があります。
慎重さは安全に行動するための大切な要素ですが、それゆえに考え込む時間が長くなり、迷いが生じてしまうことがあります。
この性格であるためか、集団のリーダーシップをとるには困難です。
それを克服するのに、いろいろ悩みましたが、ある時、その欠点が生かされる場面に遭遇しました。
それは、私が所属するグループが間違った方向に進んでしまったとき、その不安要素を相談したのです。
その問題点をグループ全体で話し合う機会を設けて、やがて、グループ全体が正しい方向に進むことができました。
これを機に、欠点も受け入れて、自分の力にしていきたいと考えています。