親切とお節介は紙一重です。
私は困っている人を見ると放っておけません。
本当に困っている人は、ありがとうと伝えてくれるのですがそうでない人から怒られてしまった経験があります。
通勤通学ラッシュの中、駅のホームで足の悪い高齢男性が人波をかきわけて歩いているのが気になり電車を待ちながら様子を伺っていました。
そこに慌てて走ってきた男性がぶつかり高齢男性は倒れてしまいました。
私は急いで高齢男性の元へ駆け寄り「ケガはないですか?痛いところはありませんか?立てますか?」と次々に声をかけたのですが、
「わしは子供じゃない!他人がかまうな!」と怒られてしまいました。
その時ハッしました。
私から見て困っていると判断しても本人はそれを望んでいない事もあり、
私の行動はその人にとってありがたい親切ではなくありがた迷惑なお節介だったんだと改めて感じました。
その人が本当に助けを求めているのか、声をかけられることが恥ずかしいと思ってしまう人なのかの判断は難しいです。
困っている人を助けることで救われる人がいるならと思いながら毎日を過ごしてきたので今回のことはすごく考えさせられました。
その人それぞれに思うところが違うこともあるのでありがた迷惑なお節介にならないように心掛けていきます。