時につらくなることもある完璧主義
私は常に物事を完璧にしようとしてしまう傾向があります。それに伴って、完璧でないものを認められないところがあります。
例えば、たとえクラスで1番の点数を取ったとしても、満点でなければどこか不満が残ってしまいます。そして素直に喜ぶことができない自分がいます。ですから、努力を重ねて完璧を目指そうとします。そうすると、とても疲れるのです。
世の中に完璧はありませんが不完全なものはたくさんあります。私の信念はそのことを否定しているから、つまり、自然の摂理に反しているから、自らを苦しめることになるのだとわかってはいます。
しかし、完璧は存在しないとして努力を怠ることに比べれば、私の短所は調書にもなります。例えば90%完成していることがあるとします。これを100%まで持ってゆこうと、1%ずつ進んでいくということ、これを「極める」というのだと思います。つまり、私の完璧主義という短所は、見方を変えれば「極める」という長所にもなりえます。
私は私の完璧主義についてこられない友人がいることを知っています。ですから、完璧主義もほどほどに、と最近は思えるようになりました。しかし、ここぞという時には私の短所を長所に変換して、完璧に「極める」仕事ができるようになりたいと思っています。