大局的な視野を持つようにしています
大雑把に物事を見れることは、言い換えると長所にもなります。例えば「仕事ぶりが大雑把」であれば、要求される水準を満たせていないと判断されるかもしれませんが、「即座に費用を大雑把に見積もれる」のであれば、それは十分な能力と評価されると思います。
ことわざにもありますが「木を見て森を見ず」ということにならないよう常に意識をしています。自分の専門を深く掘り下げるほど、つい近視眼的なことにばかり目が行きがちになるからです。
今後、研究者や企業人として生きていくには、研究だけでなく人材育成やマネージメント能力なども求められるようになると思いますので、少なくとも若いうちは大雑把でも良いので物事を俯瞰して見れるような訓練をしています。