飽きっぽいは見方を変えれば短所ではない
現代において、何か一つの物事に打ちこみ続けられることは美徳にされがちです。それゆえ、打ちこめるものがこれといってない、あったとしてもコロコロ変わる、いわゆる「飽きっぽい」という性質は何かと短所であると捉えられがちですし、こと就活でわざわざ主張する人もまずいないのではないかと思います、
ですが、私はこの性質と好奇心旺盛には近いものがあると考えています。関心の対象がコロコロ変わるということは、それだけ幅広い分野から情報を集められるということです。また関心を抱く対象がAからBに移ったところで、次に飽きたらCにいくのかというとそうとも限りません。またAに戻って、しかもBで得た知識がAに活かされ、結果に繋がるということだってありえます。
そういう観点から飽きっぽいという性質を無理に直す必要はないと思います。この性質をきっかけにたくさんの知識の引き出しが持てると思えば、むしろ長所のひとつと言えるでしょう。