世話好きがおせっかいになることも
私は非常に世話好きで、それが転じておせっかいになってしまうことがあり、それが短所だと感じています。
この性格は子供のころからのもので、クラスで忘れ物をしがちな子やおっとりした子に対して「明日はこれを忘れちゃだめだよ。連絡帳にメモしてね。」「次の授業は体育だよ。早く更衣室に移動しよう。」声をかけるのが日課でした。
当時はクラスメイトの役に立てているというように考えて喜ばしい気持ちでしたが、今になって考えればそのクラスメイトたちにとっては私がおせっかいを焼くことが当たり前になってしまい、「自分でしっかりせねば」というような気持ちを摘んでしまったのではないかと考えています。
教員になれば、自分の受け持ちクラスにも少しおっとりしたタイプの子供たちは必ずいると思います。自分の世話好きがときに短所になりえるということを日頃から十分に意識し、生徒たちを見守りつつも、周囲に頼りきることなく自分で努力する生徒を育てられるように、おせっかいのしすぎにならないよう努めたいと思います。