常におごらず調子に乗らず
謙虚というのは消極的といったものとは違います。
何でも自分中心ではなく、常に他人があっての自分だと考えております。
仕事の手柄も自分の力だけではなく、成功するまでに教えていただいた方々のおかげでもあります。
謙虚とは感謝の気持ちを忘れないことなのです。
あまり卑屈になるのは良くないですが、かといってふてぶてしいのも良くありません。
謙虚の長所が発揮された例として、上司とのあるやり取りがあります。
入社してちょうど1年が経った頃、1人で仕事を任せてもらうことが多くなりましたが、教えていただいたことを思い出し、苦労しながらもなんとかお褒めの言葉をいただくくらいに仕事はこなせていました。
その際お礼と同時に「先輩方のおかげです」という言葉を付け加えるのを忘れませんでした。
たった一言付け加えるだけで、相手は喜び、こちらも調子に乗らないように気をつけることが出来るのです。