損得は相手中心で考えること
新卒で入社した職場では、社長から「素直な心を持ちなさい」と教えられていました。ここで言う素直とは、自分が得するか損するかで判断するのではなく、他人のためになるかどうかで物事を判断するということです。他人から頼まれごとやお誘いがあれば、まず悩まずに「はい」と答えるのです。その後によく考えてもし都合が悪ければ、できる範囲で要望に応える方が、相手は嫌な気持ちにならないと教えられました。
先輩から注意を受けたことは素直に受け入れました。
先輩に何かを言われたら、すぐに返事をする習慣がつき、スムーズに業務ができるように心掛けていました。
社会人2年目になると、思いもよらない長期的な仕事を上司や社長に頼まれました。依頼された直後は嫌な気持ちがありましたが、新しいことができるチャンスなので、すぐに受け入れました。
後日社長から、「すぐに受け入れてくれた」とみんなの前でお褒めの言葉をいただけたのが嬉しかったです。