優しさは芯の強さ、人の心に寄り添いたい
私は医療従事者の端くれなので、患者さんにやさしく接するということは必須条件だと思います。しかし、「やさしさ」ってなんだろう?どうしたら患者さんの心にもっともっと寄り添えるのだろう?やさしくすることが寄り添うことなのかなあ?などと何度も考えて、悩んだこともあります。
そして私自身が「やさしいな」と思える先輩や上司などをよく見てみました。すると、やさしい人は、強い人だなと思ったのです。
今は、やさしさは芯の強さではないかと思っています。自分自身の気持ちに余裕がないと、自分のことで精一杯になってしまって、人にやさしくすることなどが難しくなると思います。
そしてたくさんのやさしさを受けてきた人は、その分、他の人にそれを返すことができるのではないでしょうか?
幸いにして私は、多くの人のやさしさに恵まれて今まで生きて来ました。だから、出し惜しみしないで、これからもやさしさを誰かに届けて行きたいと思っています。