何事においても本質を見極めること
私は,CanSatと呼ばれる超小型模擬人工衛星を開発して上空4kmまで打ち上げミッション達成を目指すプロジェクトのプロジェクトマネージャーを務めました.
開発は,5人という少ないメンバーで5カ月という短い開発期間の中進めなければならず,非常に厳しい状況でした.
そんな中開発を終わらせミッション成功を目指すためには,効率的に開発を進める必要があると考えました.
私はプロジェクトマネージャーとしてそのような困難を克服するために様々な場面で作業の効率化を図りました.
例えば,メンバー間の情報共有のための週一で開いていたミーティングでは,本質的な議論のみに時間を費やすための仕組みづくりを行っていました.
特定のメンバー間でのみ行えて,全体で共有する必要のない議論はあらかじめ済ませておくかミーティング後に個別でやってもらうといったことを実践しました.
同じ内容なら短い時間の方が良いし,メンバーの集まるミーティングという場では消費する時間がプロジェクトとしては数倍にもなるということを意識しながらマネジメントを行っていました.
結果,限られた人数と開発時間のもと,効率的に開発を進められ完成目標よりも2週間ほど早く開発が終わりました.
そのため追加で試験を行う余裕ができプロジェクトの最終目標であるCanSatのミッション達成という成功に終わることができました.