約束した事は必ず果たそうと努力します。
私は中学では三年生で合唱部の部長を務め、高校では三年生の時にパートリーダーをしておりました。
パートリーダーは、混声4部合唱のソプラノパートのメンバーをまとめるリーダーです。
一年生から三年生までですから、体格も声の成長も大きく違います。 また、一年生はまだ子どもという感じですし、三年生は受験を抱えて、かなりのストレスの中にいます。
そんなバラバラなソプラノ女子達の声を一つにするのは、簡単ではありませんでした。
一年生の未経験者は猫の鳴き声かと思うような地声の子もおりますが勇気づけながら、指導していきます。
三年生に対しては声は良くなっていなくても、気を使わないといけません。 三年間続けてきたことへの敬意をもって接しないと嫌がられてしまいます。
まさに、人間関係の難しさを味わいました。
夏の合宿の時には、受験で焦っている三年生が参加出来ないと言ってくるのを、自分も同じ状態の中、説得しないといけませんでした。
合唱部のコンクールは毎年秋なのです。
様々な人間関係のトラブルもありながら、コンクールで全国銀賞をいただいた時には、メンバー全員と喜びを分かち合いました。
大変なことがあっても引き受けた以上は踏ん張ってやり通した責任感が私を強くしてくれました。