おおらかさは性格というより心がけ次第
私はいま介護の仕事に就いていますが、おおらかさは利用者様と接するうえで欠かせない要素だと思います。おおらかな人は、他者との信頼関係を築きやすいからです。「おおらか」という言葉を聞いて、怒っている顔をイメージする人はまずいないでしょう。ネガティブな感情を顔に出すことなく、いつも穏やかな表情を浮かべている人だからこそ、相手も心をオープンにして本音を打ち明けやすいのです。
とはいえ、私は元からそのような性格だったわけではありません。人がおおらかでいられるかどうかは、心がけ次第だと思います。たとえば、おおらかであるためのコツとして、私は「30%の笑顔」を日々心がけています。いつも「100%の笑顔」では疲れてしまいますし、かえって不信感を持たれかねません。他者に良い印象を持ってほしいのであれば、まずは30%の笑顔から、と私は考えています。