見落としがちな危険を見つけてカバーできる
私が持っている能力の中で人々の役に立てるところは、よく気がつくところです。
自分自身の勉強も兼ねて、2カ月ごとに開催される子供向け工作教室のボランティアスタッフとして活動していました。対象は3歳から小学校低学年のお子さんです。
親子で参加されるため、工作でハサミを使うなどのお子さんには危険な作業は保護者の方にフォローしてもらいますが、完成させた飛行機を実際に飛ばすときにお子さんどうしがぶつかってけがをしないように、場所や動線を決めて誘導したりしていました。
工作教室でも安全のためのマニュアルを作成し、事前にシミュレーションを行って想定される危険を排除することで安全に努めています。
しかし、小さなお子さんたちはこちらが想定していない行動を次々に起こします。
例えば、作った飛行機を物差しなどの道具を使って飛ばすとき、自分の飛行機が遠くまで飛ぶと「やったー!!」と道具を持ったままバンザイして近くのお子さんの顔に道具が当たってけがをさせてしまう恐れが生じます。
そのような想定外の危険を感じた時にはすぐに教室の責任者に報告をし、子供どうしの距離をさらに離す、万が一道具が近くのお子さんに当たってしまってもけがをしないよう道具にカバーを付けるなどの提案と対処を行いました。
危険の可能性をメンバーと共有して対処することで、工作教室では重大な事故を起こすこともなくたくさんの親子に楽しんでもらうことができました。
工作教室の指導者やメンバーの方々からも、われわれの目が届かないところをフォローしてもらえてとても助かった、ありがたいとの言葉をいただきました。
目立つところで華々しい活躍をしなくとも、異変や危険の可能性に気づいて素早く適切に対処する「縁の下の力持ち」でありたいです。
そして御社で働くことができましたら、円滑な運営をしていくために貢献をいたします。