周りを観察してできることを探す
私の長所は「よく気がつく」ところです。
このことは恩師から言われたことでもあります。
社会の先生でしたが、農民出身だった豊臣秀吉が織田信長に仕え、寒い日には温かい草履が気持ちよいだろうと考え、自分の懐に信長の草履を入れたという話を聞かされました。
これは、草履取りをやれと強制されて嫌々やってはいなかったといった話なのですが、恩師いわく、秀吉は今の自分にできる精一杯のことは何かと考えていたのではないだろうか、そうした気遣いが行動として現れたんだろうとおっしゃっていました。
私にもそうした行動がちょくちょく見受けられる、そのためその長所をしっかりと生かしなさいと言っていただきました。
何事においても、自分から仕事を見つけ出すクセをついています。
一から仕事を指示されるのが苦手でも、その仕事に自分なりのオリジナリティを出せば、やる気が出てきます。
どんな時でも自分にできる精一杯のことをしています。
その場の自分にできることを見つけるようにもしています。
忙しそうにしていた先輩社員に、できる仕事はありませんかと伝えた時に「あとにして!」と言われる事ももちろんあります。
その時も、周りをよく観察し、自分ができる精一杯のことをさせていただくようにしています。