今、求められる「おおらかさ」について
僭越ではありますが私の長所についてお話をさせていただきます。これは普段から意識していることで「人を許す心を持つ」ことです。
それはある知人の結婚式のスピーチで新郎のご親族が話されていたことに起因します。ご親族曰く「結婚生活で大切なこと。それは大目に見る、ということです」とのことでした。
少しアバウトな言い方にも聞こえてしまうかもしれませんし、当たり前だと思う方もいるでしょう。しかし、このさし加減はその人によるもので、中には相手に対しての感情が加速して「許さない」といった思いにつながる人もいることは事実です。これは現在の強度コンプライアンス社会においても全くあてはまることで、見ず知らずの人に対して感情をあらわにする場面がインターネットの中でも蔓延しています。これには日々胸を苦しめられる人も多いでしょう。
また、私自身も結婚生活がスタートし、実際に思う「許すことの大切さ」と同時に「すでに実践できている自分」にも気づかされました。家族間においても感情のコントロールができることを気づかせてくれたことに言葉にしないながらも有難さを感じ、これを意識できる自身の長所としてお話をさせていただきました。
皆を無条件に愛することは難しくとも許すことならできるのではないか。そして、それが今求められる要素だと世間に対しても思うところです。