私の長所は人それぞれということを自覚しているところです。
私はやや年の離れた姉がおります。
姉とは、普段から様々なことを共に過ごして参りましたが、お互いに比べるようなことがなく育ちましたことから、私にはマイペースのようなところがございます。
両親も、姉と私を比べたり、同じ物事に取り組ませて競争させるといった教育方針ではなく、どちらかと申しますと、お互いに尊重し、お互いの欠けたぶぶんや手助けできる部分を補うように教えてくれました。
これが学生生活でも同様で、私が通いました学校は少人数制が取られていたことから、それぞれの良いところを伸ばす教育方針で多くを学ぶことができました。
これらの環境や生活におりましたせいで、周りと比べて劣っているところや、切磋琢磨して、勝ち上がっていくことも、もちろん時には必要ではありますけれど、マイペースに私にできることを着実に積み上げていく癖が付いたように思います。
今となっては、これが私の長所ではないかと考えております。
しかしこれは周りを眼中に入れないということではなく、周囲の人の気遣いや何を求めているかをよく見ながら、じぶんにできることを探すという習慣のように思っております。
このことから、「そんなことに気付いてくれたの」というような細かなことに気付けるよう心配りをしております。