私には相手に自分を印象づける社交性があります。
ひと言多いことが大切なんです。それを私は心掛けています。
私は挨拶をするときは「おはようございます」など挨拶の言葉だけではなく必ず一言を添えることにしています。
「良いお天気ですね」などでもよいのですが、できれば、相手の身近なことを話題にします。そうしたほうが印象に残る間からです。
天気の話をするなら、もし相手がゴルフが好きだとすれば、「おはようございます」の後に「今日は絶好のゴルフ日和ですね。あ~、今日が日曜ならな~。思い切って有給休暇でも取りますか」とか。
季節の話をする時は、「寒くなりましたね。そろそろカキの季節ですね。生ガキもいいですが、土手鍋なんかも美味しいですね」など相手のグルメ心をくすぐるのも印象を残す手段です。
営業の仕事は何しろ印象です。相手の心の中になんとなくでもいいから、自分の印象が残っていることが大切です。
わざわざ、狙って営業に行っても、「お忙しいところ恐縮です。近くに来たものですから」と、もう何枚も配っている名刺を新たに一枚置いて来ます。
それは余計な一言ではありません。逆に気にかけて寄ってくれたのだと思います。それに配った名刺はまたストックされる前の名刺の一番目に付く一番上に乗ります。
こうして私は印象に残る営業活動を日々考え、実践しております。