考えすぎのおかげでできたこと
私の短所は考えすぎてしまう点です。
テニス部の部長として部をまとめる立場に立つと決まった時は私に務まるのだろうかと考えたり、歴代の先輩のように強く皆を率いていけるタイプではないが本当に後輩達は付いてきてくれるのだろうかと心配したりしていました。
しかし、そのように考えていたおかげで、自分と向き合って様々な予測を立てて対策を寝ることが出来ました。
例えば、部活で一緒にいる時間が長い分学年同士の仲が悪いと居心地が良くないため、もっと学年を超えた部員の仲を深めて団結力を高めたいと感じていた時は、初めての合宿で練習の合間にレクリエーションを企画して先輩後輩間の仲を深めようと画策しました。
すると、仲が悪いと思っていたのは私の杞憂で、実際には後輩は先輩との距離感を測りかねており、先輩側は後輩は先輩から話しかけられるのがあまりすきではないのではないかと思っていた為学年間の溝があるように見えていたことが分かりました。
学年間の仲をとても心配していた私がいる一方で、そのような事は考えもしていなかった同期がいたので、心配しすぎてしまう私の特性があった為にレクリエーションの企画という行動に発展し、部内の雰囲気を良くすることに貢献出来たと感じます。
このような経験があってからは、案ずるより産むが易しという諺を心に刻んで生活しています。