リーダー経験に活かす人当たりのよさ
私の長所は人当たりが良いところです。
高校時代、私はテニス部の部長として部活をまとめる立場に立っていました。
歴代の先輩達は圧倒的な実力と統率力で前へ前へと部活を率いていくタイプでしたが、私はそのように強い先輩として力を持つことはできないと考えていました。
リーダーという役職を務めた経験は浅かった私ですが、部長に任命された以上自分のベストを尽くすためにはどうすれば良いかを日々考えあぐねていました。
その結果行き着いたのは、後輩や先輩とコミュニケーションをまめに取りながら民主主義的に部活を率いていく方法でした。
先輩だからといって後輩に雑務を押し付けたり指示に従ってもらうばかりでなく、意見を良く聞いて尊重したりこまめに困ったことはないかを気にかけたりするようにし、部内の雰囲気が少しでも和らいで後輩でも意見や提案がしやすい雰囲気になるように心がけました。
この働きは私の長所である「人当たりのよさ」が活かされた部分であると考えます。
取っ付き難い人には誰であっても話しかけづらく、居心地が良いものではないですが、少しでも柔和な雰囲気を纏っていると、後輩からでも提案がしやすく部内の異変にいち早く気づくことができるため、部長として部活をまとめる近道になったのではないかと思います。