優しいと甘いは別物です。
大抵の出来事に対しては、人にも自分にもまあいいかと許すことにしています。
しかし、最近薄々と自分に甘いのではないだろうかと思うようになりました。
優しいと甘いは別物であり、律する気持ちがあるか無いかで変わると思います。
例えば不正は見逃して良いものではなく、法に触れるものであるならば決して甘かったでは済まされません。
大げさな例えかもしれませんが、そうならないとも言い切れません。
まして会社という組織に所属するのならば、コンプライアンスの問題には嫌でも向き合わなくてはいけません。
甘さが癖になってしまうと言い訳を重ねたりして、周囲からの信用も無くしてしまうと思います。
私は甘さを捨てるための努力を2つしており、そのひとつに何かあったらまず謝罪をすることを心がけております。
言い訳をせずに自分の非を認めることで、甘えた考えをする隙を作らないようにしているのです。
素直に謝れば大抵のことは少し叱られる程度で済みます。
そして努力しているもうひとつが何がいけなかったのかを追求することです。
他人の細かいことをわざわざ追求しないのは、おおらかの長所です。
しかし、自分の事に関しては追求しないといつまでも悪いところが改善されません。
甘えた考えでは成長する見込みが無くなってしまうのではと考えた結果、次に繋げる考え方をするようになりました。
かといって自分に対して過剰に厳しくするわけではなく、自分を労うことも決して忘れません。
これを忘れると人に対してもおおらかに接することが出来なくなりますので、どんな時でも優しさを失わずに生きていこうと思います。