困っている人を見かけたら
私がよく友人に言われることは、ありがちですが人に優しいといった、人への接し方についてです。
例えば街中であの人困っているな、と感じたら声をかけて道案内をしたり、サービスステーションを紹介したりすることがよくあります。
これは私の体験話なのですが、ある時知らない土地へ行った時に地図アプリを見ても分からない道へ出てしまい迷子になったことがあります。近くに案内表記や地図版もなく途方にくれていると、「大丈夫?」と声をかけてくださった方がいました。また、自分が理解しやすいような道を選んで目的地周辺へ着くことができるようにしてくれたのです。その優しさはとてもありがたく、とても嬉しかったものでした。
知らない人に声をかけるハードルの高さや、断られたらどうしようといった躊躇は私自身ももちろんあります。けれどこの体験があったからこそ、知らない土地を歩く心細さや道に迷う不安感もわかります。分かるからこそ、私に声をかけてくれた方のように、ちょっとした手助けができたらいいなという気持ちで動いています。
それらの行動が友人たちには「優しい」「困った人を助ける」といった、人への態度が柔らかいものにうつっているのだと思います。