ひとつのことにこだわりすぎるのもマイナスかも
上記で述べた通り、私は負けん気が強く新聞記者になれた。
しかしながら、それは必ずしも、プラス面ばかりではない。
私には、大学1年から付き合っていた彼女がいた。
美形で頭がよく、すごくチャーミングだった。
松田聖子に似ていた。
お互いが恋愛初心者だった。
よく、私のアパートにお泊りデートをしにきていた。
彼女も私も高校時代、水泳をしていたので、市民プールに二人で出かけた。
上記でも書いたように、私は大学3年時から本格的に入社試験の勉強を始めた。
難関中の難関の試験である。
次第に彼女との距離は離れていった。
ついに大学4年のゴールデンウイークで破局した。
2,3日、家にひきこもって泣いた。
だからこそ、入社試験に没頭していった。
私の集中力は子供のころからだ。
一つの趣味をみつけると、すぐ没頭する。
例えば、最初の趣味が切手収集だったのだが、両親にせがみ、
高価な記念切手をよく買ってもらった。
熱しやすくさめにくい性格である。
彼女との別れはトラウマとなり、新聞記者になっても女性とつきあう気にはなれなかった。
だが、記者3年目の時、スキーで骨折した際、
入院した先の病院で現在の妻と知り合った。
今は二人の子宝にも恵まれ、幸せな性格を送っている。
それが、大学3年時から私が