丁寧さが接客で活きました。
目の前の人と丁寧に接したいという気持ちが強い人間です。それはアルバイト先でも発揮されています。地元の人で賑わう店でホールの仕事を任されており、いつもお客さま一人ひとりに心を向けて接客することを心がけています。
ホールの仕事は一人で切り盛りしなければなりません。細かな仕事も多いですし、目の回る忙しさになることもしばしばです。そんな時も、お客さまのことを見て「いらっしゃいませ」と言うことから始まって、こちらの忙しさを感じさせないように丁寧に接しています。私の忙しさはお客さまには関係のないことで、忙しさを全面に出して接客してしまうのは、こちらの都合を押し付けているだけだと考えているからです。
そういう気持ちが伝わるのか、いつの間にかお客さまもお店の皆さんも、とても親切にしてくださるようになっていました。お客さまとお話しするとき以外は猛スピードで働く私に、手を貸してくださったり、「よく働いてるね」と声をかけてくださったりします。
お客様の中には気難しい方もいるそうですが、よい関係を築けているようで、気になったことがありません。おかみさんからも、私には「お店を安心して任せられる」と信頼していただいています。