切り替えは早いが失敗が続くことも
切り替えが早い長所の裏には大雑把な短所があります。
自分の気持ちの中でどうにかなると軽く考えてしまうことが多々あるのだと思います。
長所が仇となり行動力がある分、失敗をする回数も多いです。
例えば1から5の指示を受けたときに、全ての内容に意味があるにも関わらず最初の1と最後の5しか理解していない、或いは勝手に途中の工程は不要だと判断してしまうことがあります。
蓋を開けてみれば全ての工程には意味があり、そういったことで度々注意を受けることがあります。
また、自分がそこまで気にしないので他の人も大丈夫だろうと考えてしまうこともあります。
私はある日アルバイト先の休憩スペースなどのテーブルを拭くことになりました。拭く時は隅まで綺麗にしつつ水気が残らないようによく絞ったタオルを使うなんてことは考えなくてもわかることです。
しかし私はタオルを絞るところから拭くところまで全てが大雑把で、たまたま通りかかった先輩に「なんか拭く前より汚く見える」と言われてしまいました。
その時私は持ち前の切り替えの早さからそんなことはすっかり忘れていましたが、これが社会人になり正社員で勤めるようになったときに同じことをしてしまっては怒られてしまうかもしれません。
怒られることに対して私自身が気持ちを切り替えるのは簡単ですが、周囲から大雑把で信用出来ない人だと思われてしまうのは恐ろしいことだと思いました。
短所を補う考え方として、まずは自分本位にならないようにしようと思いました。
自分はいいが人から見てどうだろうか、という注意を常に持ち続けることが出来れば長所がより光るものとなるのではないかと思いました。