何事にも拘りを持って誠実に取り組みます
私は前職の製薬メーカーでは、医薬品の製造に携わっていました。医薬品の製造においては、製品の品質管理が大変重要になってきます。
そのことは何を製造するに当たっても重要ではありますが、特に医薬品の場合には、薬機法の定めるところにより、大変厳しい管理が要求されています。
そうした環境下で働く中で、物事全てに拘りを持って誠実に向き合うという、私の心情は大変に高く評価されていました。
医薬品の製造では医薬品GMPに従い、定められた標準作業手順書を厳守して全ての製造工程が実施され、その記録を正確に残さなくてはならないのです。
例えば、製造に使用した原材料、それらの品質、使用した原材料の仕込み量、製造工程の実施状況等々です。また、標準作業手順書にそぐわない事象が発生した場合には、その状況を正確に偽ることなく記載しなくてはならないのです。
そこで、作業を実施する担当者に強く求められているのがコンプライアンスの順守です。人によっては、いい加減に作業を行ったり、逸脱の広告を怠ったり、きちんとチェックせずに記録したりといった行為が起こってしまいます。特に人が見ていないと「これくらいは構わない」といった気持が生じます。
医薬品の製造ではこうした行為はあってはなりません。私は、常に最高品質を追求し、如何なることにも妥協せずに、誠実に作業を行い、正確な製造記録を残してきました。
こうした私の誠実な性格に基づく行為は、行政が行う立ち入り検査などでも高く評価されており、会社からも表彰を受けています。