仕事と同僚に対する姿勢
私は仕事に対して真面目に、責任感を持って取り組む姿勢を大事にしています。
ただし、時々その姿勢の強さが欠点に感じることがあります。
以前、同僚と業務工程の優先順位について口論になりました。
私は自分の考えた工程の方が、相手よりも優位性があると信じていました。
しかし、お互いに主張を譲らず、声を荒げるまでになってしまいます。
最終的に上司が間に入り、いったん、私の案が採用されることになりました。
その後、業務上の問題は起きませんでしたが、その同僚とはしばらく気まずい雰囲気が続くこととなります。
後になって思えば、議論が白熱したのは、お互い仕事に熱意を持って臨んでいた証拠です。
そこに敵意などなく、意見は食い違えど、お互いに目指していたのは「いかに効率よく業務を進められるか?」だったはずです。
私は自分の意見にこだわるあまり、どこかで「折れたら負けだ」という競争心に駆られていました。
相手の意見を否定し、ただ自分の意見を押し通すことに執着していたのだと思います。
”真剣に考えた自分の意見を否定されると悔しい”
自分もそうであるように、同僚だってそこは同じはずです。
私は相手や相手の意見を尊重する姿勢を失っていました。
お互いの意見を取り入れ、新しい案を模索することもできたはずです。
この出来事を教訓に、意見が食い違ったときは、まず「自分の考えを疑ってみること」「相手の意見を受け入れてみること」を心掛けています。