自己主張が強く上から目線の嫌われ者
自信が過剰なのでしょうか?
自己主張をしないと気が済まない質です。
会議等で自分に話す機会を与えられなかったりすると消化不良を起こします。
それも物静かに語るといった代物ではなく、口角泡を飛ばして熱く語ります。
関係する人たちが退いているのがわかります。
娘や息子によくメールをします。
仕事の事等で相談を受けます。
丁寧に相談に乗ります。
しかし、そのあとが良くありません。
自己主張が強くて、「こうしたらどうか」ではなく「こうしなさい」と断定してしまいます。
老婆心でそういった物言いになるのですが、相手は「自分で決めるよ」と言いたげです。
私は自分が送ったメールに対して返信は要求しません。私が送った時点で完結しているからです。
「経験が豊富な私の言うことを聞いておけば間違いない」といったごう慢さがあります。
さらに、常に上から目線で相手に市民権を与えようとしません。
そこで、その短所を克服するために試みたのが「聞き上手」になることでした。
黙って聞くことは私にとって「針のむしろ」です。
もぐもぐとしどろもどろに話す相手を見ていると「何が言いたいんだ」と怒鳴りたくなります。
ただ、[聞くこと」の習慣ができてくると「聞くこと」の大切さがわかってきます。
さらに、聞くことによって相手のことを理解したうえでの私の主張は輝きをもって相手の心に届きます。
他者を思う心から出た言葉は自己主張などではなく相手の心に響く言霊となりました。