失敗から学んだ2つの課題
私はひとつのことに集中しすぎて、周りが見えなくなってしまうことがあります。
学生時代、卒業論文の制作を行っており、映像をひとつひとつ分析する必要があったのですが、ひとつの課題に時間を使ってしまったことで、
提出期限ぎりぎりまで論文が完成しませんでした。あらかじめ提出していたスケジュールもありましたが、それ通りにはいかず、
大幅な遅れが生じてしまいました。
また、友人からも周りが見えていないと言われることもあり、自分自身でこれと決めると、そのひとつのことに集中しすぎてしまいます。
私はこの失敗を生かし、次の2点を自分自身の課題として、常に心がけるようにしています。
まず1点目は、余裕をもったスケジュール管理です。
「ここで時間を使ってしまうかもしれない」と先に推測することで、心にも余裕を持たせるようなスケジュールを作るようにしています。
また、物事を始めて没頭してしまう前に、少し客観的に自分を見つめなおして、管理をしています。
2点目は、自分から他人に声をかけることです。
没頭してしまうと、自分の世界に入り込んでしまうため、他人ともあまり会話をしなくなってしまいます。
他人の意見を聞きながら、また時には雑談をしながら、あまり1人の世界に入り込みすぎないよう、あえて私のほうから声をかけるよう心がけています。