アピールしたい時ほど謙虚に生きる
達成感に満ちている時や何か良いことがあるとつい誰かにアピールや自慢をしてしまう人がいます。
しかし私はそんな時ほど謙虚に振る舞うようにしております。
元々あまり人に自慢をするような性格ではないのと同時に、謙虚に生きることで油断や慢心が自分の中に芽生えないようにする為もあります。
学生時代にある科目で短めのレポートを提出するときがありました。
友人も同じ科目を履修しており、2人でどんな内容にしようか考えていました。
ある日提出したレポートの件について教授と話すことがありました。
私と友人のレポートが良かったと直々にお褒めの言葉をいただけたのです。
そこで友人は「あのくらい当たり前ですよ」といかにも調子に乗っていた様子でした。
私は教授の前で、教えていただいたことがとてもわかりやすくレポートを書く際にとても書きやすかったです、と言いました。
そのとき教授は友人そっちのけで「君は謙虚でいいね」と言っておりました。
その後友人は腑に落ちない表情をしておりました。
まるで自分が謙虚ではないと言われたような気がしたと私に愚痴をこぼしておりました。
友人の前では言いませんでしたが、友人には明らかに謙虚さが無かったように思えました。
謙虚に生きることは自分を律すると同時に他人からの印象も変わるため、迂闊に天狗になってはいけないなと改めて実感いたしました。