自己中になってしまうせっかち
その時にはあまりピンと来ていなかったけれど、あとになって反省するようなことがあります。
それは、せっかちが原因だと思います。
よくあるのは、先々のことを考え始めるとすっかり現状についての考慮が足りなくなるという結果を生んでしまうことです。
こんなことでは、たぶん将棋のようなゲームは勝てないでしょう。
現状を突破できなければ、その先の手は考えても無駄。
実際に後になってせっかちのために自己中になってしまって、ちょっと他の人に迷惑をかけたかもしれないという場面がありました。
お稽古事のひとつで、お花のアレンジメントを習っていました。
なんということもなく淡々と続けていたお稽古の帰りに、とてもすてきな手作りのバッグを見かけて、そのレッスンを受けることにしたのです。
レッスン日は、お花のアレンジメントのレッスン日と同日。
本当はお花のレッスンを止めるときはあらかじめ先生に申し入れておかなくてはいけなかったのに、それをせずに「次のお稽古には行けませんので、やめたいと思います」と電話で言ってしまいました。
今から思えば、せっかちのあまり相手のことを考えずに勝手に決めてしまった自己中な言動だったと反省しています。
それからは、自分のことだけでなく他の人のことも考えて行動するようになりました。