後輩には丁寧に接する
私の長所は丁寧なことです。人に接するとき、特に後輩を指導するときに丁寧だと思います。
学校では1学年下の後輩といっしょにあるテーマについて学習することがありました。私は前の年にそのテーマを後輩の立場で、1学年上の先輩と一緒に学習しています。このテーマについてはある程度の知識を身に付けており、今度は先輩としてさらに学習を深めたいと考えていました。
後輩と学習を始めると、いろいろなところで後輩がつまずきます。私からするとどうしてこのようなところでつまずくのか、その理由が初めのうちは分かりませんでした。後輩の理解が進まないと、私の学習にも影響します。
そこで私は後輩とつっこんだ話をするようにしました。学習がどこまで進んでいるのか。ここまでの学習で分かっていることは何なのか。今の時点で分からないことは何なのか。この先、何を調べればわかっていないことが解決できそうなのか。後輩が頭の中に抱えていることを、丁寧に一緒に話をすることで具体的に引き出すようにしました。私は性格が穏やかなので、後輩のはっきりしない考えを自分で想像を交えて推測しながら、丁寧に引き出すようにしました。
この後、後輩の学習は進みました。それに合わせるように私の学習もさらに進みました。私の長所である丁寧なことがうまく生かせました。