あまりに集中しすぎるので周りが見えなくなる
私は自分の興味のあることに没頭すると、周りのことが分からなくなることがしばしばあります。例えば、勉強をしているときなどは、時間を忘れて勉強に没入してしまうので、時間がどのくらいたったか分からなくなり、食事を忘れたり、下手をすると約束事さえ忘れたりします。2時間だけ作業しよう、と思っていたら8時間たっていた、ということもザラにありました。そのせいで必要以上に労力を使い、作業が終わったあとは虚脱状態に陥り、しばらくの間何もすることができなくなったりします。人の声も聞こえなくなるので、声をかけられても気づかなかったりして、何度も声をかけてもらってやっと顔を上げることもあります。
しかし一方で、集中しすぎるときの作業効率はすさまじく、1週間で分厚い参考書一冊を解き切ってしまったり、一度読んだ本の内容は忘れない、など、良い効果もあります。最近ではその「集中しすぎる」という自分の特性を利用して、タイマーなどを用いて強制的に作業を打ち切っておく、予定があるときにはその時間にアラームを仕掛けて必ずその瞬間に作業を終わらせる、などの対策を打って、作業効率を上げたまま、短所を打ち消すようにしています。