好奇心旺盛で積極的に新しいことへ挑戦する
私は小学5年生から専門学校を卒業するまでの10年間、ずっと吹奏楽を続けていきました。吹奏楽の曲を団体の中で演奏する時にはホルンという楽器を担当していたのですが、音楽はクラシックだけでなく洋楽やロックなどさまざまなジャンルが好きで、ホルンの練習を行うだけでなくピアノやギター、歌などいろんな楽器のに積極的に挑戦していました。1つの楽器を練習し続けることで得られる知識や技術もあるのですが、他の楽器を経験することで得た知識や技術もあります。特にピアノは1人でさまざまなメロディーを演奏する楽器なので、ホルンの練習だけでは身に付けられない音楽の全体を見る能力が身に付きました。
このように1つの技術の向上のために他の技術の習得が役立つのは、音楽だけに言える話ではないと私は考えています。音楽と運動は一見関係がないように見えますが、楽器の演奏には姿勢や筋肉が深く関係しています。音楽で身に付けた脳の働き方が運動や仕事に役立つこともあるのです。好奇心が旺盛である状態は保ちながら新しいことへ挑戦することで、物事を多角的に捉える力が日々身に付いています。