短所もうまく使えばどこかで評価されたりもします。
私の短所は神経質だという事です。正確にいうと、とにかく起きた出来事や目の前の変化をそのまま受け入れる事ができず、いろいろ考えすぎてしまうばかりか、
その事が原因でさらに事態がさらに悪化してしまうかもしれないと考えてしまうのです。
例えば学生時代、私は一貫して国語が苦手科目でした。苦手な理由は文章の中で筆者の気持ちや文章で筆者が言いたい主張をあれこれ考えすぎてしまい結局、
制限時間までに答案を仕上げる事ができませんでした。
文章の中で書かれている事は一つの事なのに、なぜか私はあまりのも多くの事を考えすぎてしまい最初に書いた答案を修正し、
修正した答案をまた消して元の答案に書き直してしまい時間が定められた試験の中で答案を最後まで仕上げられない、およそ不得意科目の生徒の典型だったと考えています。
だたこの神経質な性格が最近では、意外といい形で働いています。
社会人になり10年以上経過した辺りから周囲からよく配慮の働く人気配りがうまい人などと評価されるようになりました。
今になり気が付きましたが、短所は一生涯にわたり短所にはならないと思います。
学生時代では足を引っ張るだけの神経質な性格も社会に出て数十年たつと意外なところで見直されてくる事もあると思います。
今後も学生時代からの短所である神経質な性格とうまく折り合いをつけながら、周囲から評価される事もある大事な性格にしていけたらと考えています。