おおらかな性格は大雑把だからかもしれません
阪神淡路大震災の時、「そんな先のことを考えても仕方ない」と思ったので、落ち込まずに済みました。しかし、これを裏側から見てよく考えてみると、危機管理意識が薄いとか、ビジョンがないと捉えることもできます。
つまり、おおらかと言うよりは物事を大雑把にしか考えていないのかもしれません。
将来に備えて食費を切り詰めたり大きな買い物を控えたりして貯金をする人もいれば、そんな何年も先のことなど今から考えても仕方がないと思う人もいます。
前者は几帳面な人と言われ、後者は大雑把と言われる傾向があるようです。
私の場合は、本当に必要な物かどうかを考えて買い物をするようにはしていますが、あまり窮屈な節約はしたくないというタイプだと思っています。必要な物であれば、少々値段が高くても購入します。
よく、マラソンランナーは数メートル先を見て走り、時々は遠くの方を見て走るのが疲れにくい走り方だと言われますが、人生も同様だと思います。あまりにも遠くばかりを見ていては疲れるし、近くばかりを見るのも疲れると思うのです。
適度に大雑把なのが、「おおらか」ということになるのかな、と思います。