どんな環境でも向上心を忘れない。
「自分が置かれている環境には、常に宝物が隠れている。」と高校時代の恩師に教えられた言葉です。
それは、物事に対してあまり興味を持たない自分に放たれた言葉でした。当時は勉強にもやる気は無く、成績は中の下。アルバイトをして日々変わり映えのない生活を送っていました。三者面談のときに話した内容はあまり覚えていませんが、今でもその言葉は強く印象付けられています。
恩師の言葉には、どんな状況に置かれていても、自分の意識を研ぎ澄まし周囲に気を張り巡らせると面白い気付きがあるという意味だそうです。それ以降、何気なく周りに気を配るようになった私は、様々な物や出来事、生き物、人に興味を持つようになりました。
今まで感じることのなかった感情が爆発したかのように、部活を始めたり、勉強が楽しくなったりと日々新しい気付きがあるという楽しみは、無気力であった私にとってとてつもない宝物となり、現在の好奇心旺盛な性格になるに至りました。