長所が短所の原因にもなる
長所で、否定的な意見や反対意見を聞いたとしても「この人はどういう背景があってこの発言をするんだろう」と思う事と言いましたが、この長所が短所にもなりました。
否定的な意見や反対意見、自分と考え方が違う人と関わった時は、肯定的で自分の視野を広げる良い長所になりますが、日常生活の中でもそのように考える習慣が付いてしまい、つい考えすぎる事があります。
吹奏楽部で運営をしていた時、幹部でイベントの内容や方向性、テーマを決める会議をしていました。そのイベントを任される事になり、会議も私が議長として進めていきました。その会議でも、やはり色々な意見が出ました。一人一人の意見を聞き、「こういう考え方もあるのか!」「この人はこういう想いがあって言っているんだろうな」と考え過ぎてしまい、一つのテーマを決めるどころか多数の意見をまとめる事が出来なくなってしまいました。部員が時間を取って会議を開いたのにも関わらず、その時間を有意義な物にする事ができず、部長から「進め方を改善した方が良い」と指摘を受ける結果となってしまいました。
改めて、会議の進め方を自分なりに考え直し、時間配分もしっかりと行うように心がけ、数日後開催された会議に挑みました。
結果、会議もスムーズに進める事ができ、テーマや具体的な内容も決まり、有意義な会議にする事ができました。