結果を早く知りたいあまり、せっかちになることもあります。
研究生活で良く経験するのは、実験には長い時間がかかるものが多いということです。
例えばある材料同士を機械で連続撹拌させるだけで数日かかることもあります。当然そのプロセス自体を省くことなど出来ませんので仕方がないことですが、条件を変えて行った場合などに早く結果を知りたくてやきもきしてしまうこともあり、そういう時に自分はせっかちだなと感じます。
「急いては事を仕損じる」ということわざがあるように、せっかちになると重要なことを見過ごしてしまったり、思わぬ失敗をしてしまうリスクも生まれますので、研究に携わる者として知的好奇心は維持しつつ、早く結果を知りたいと思う気持ちはなるべく抑えて、常に冷静にどのような結果になっても次の対策に移れるよう準備に専念するなどして、克服出来るよう心がけています。